出逢い
いつものように、新規の方から相談予約の電話。
「弁護士三名おりますが、どの弁護士がいいとかございますか?」
「○○弁護士でお願いしたいです。」
「何か見られたとか、どなたかのご紹介ですか?」
「実は、先日調停をやっていて、同じ時間に○○先生も調停やっておられたのでしょうか。待合室で一緒だったんです。私は弁護士ついてないから、一人で不安で。そしたら○○先生と依頼者の方のやり取りを聞いていて、すごくいいなあ、と思って。
今まで何人か相談に行ったことあるんですけど、みんな事務的対応というか、心開けずに依頼に至らなかったんです。依頼者の方が信頼してるというか、それがすごく羨ましくて・・・。是非、私もお願い出来たらな、と。」
へえ~。
なんか嬉しいじゃないですか。これって弁護士冥利に尽きません?
弁護士選びって、なかなか難しいですよね。
どの弁護士もきっと一生懸命やっていると思うのですが、相談者の今の心境や状況によって、弁護士のひとことや話を聞く態度も、受け取り方に大きく影響してしまいますよね。
ホームページや弁護士名簿だけでは分からない、実際の依頼者とのやりとりを見て選んでいただけたというのは、やはり嬉しい事ではないでしょうか。
特殊な出逢いであるとは思いますが・・・。